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【回覧板を届けに行った筈の妻が…】
* ある7月上旬の土曜日、久しぶりに家内と街に買物に出掛けた時の出来事です。
午前中から出掛け、昼食をレストランで取り、バーゲン・ショップを回りそれぞれの買物を終え、家に戻ったのが午後3時頃だったでしょうか。
帰宅すると、玄関口に回覧板が掛かっていました。
中を開いた家内は、「あなた、来週の日曜日8時から町内清掃ですってよ。ついでだから、このまま山下さんに届けて来るわね」
「ああ、俺もうちょっとしたら、明日コンペだから、打ちっ放しに行って来るから」
家内は、家に上がらずにそのまま黒いノースリーブのワンピースに薄手の黒いストッキング姿で、山下さん宅に歩いて行きました。
私は家に上がり、トレーニング・ウェアに着替え、それから30分後くらいだったでしょうか、ゴルフバッグを車に詰め練習場へと向かいました。
その通り道に、ちょうど山下さんの家があります。
通りすがりに見ると、家の前には見慣れないバイクと車が停まり、 2階の部屋には、こんな時間からカーテンが閉まっていました。
車で15分程の練習場に着き、ゆっくりとフォームをチェックしながら200球程打ったでしょうか、クラブを一通り降り終え、時計を見るともう5時を回っていたので練習を終え、家に戻ったのです。
「ただいま~」 ……
家内の声がしません…。
時計はもう5時半、回覧板を届けに行ったのが3時頃でしたから、おそらく夕食の買物にでも行ったのだろうと思い、居間でテレビを見ていると……暫くして玄関のドアが開き家内が戻って来ました。
「ずいぶん遅かったじゃないか?」
家内は私の方には目もくれず、そそくさと小走りで浴室の方に向かいました。
出掛けた時と同じ格好でしたが、ストッキングではなく素足でした…。
暫くして、家内が浴室から上がって来ました。
「お前、まさか今までずっと山下さんに居たの?」
「そうなの、参ったわよ、あそこの奥さんお喋りでしょう、家の人居ないから上がってお茶でも飲んで行きなさいって、それから今までずうっとよ、中々帰してくれないんだもの」
「そうだったのか…しかし、こんな2時間以上もよく喋ることがあるよなぁ」
「私だって、途中から飽き飽きしたわよ、もうどうでもいい話ばっかりで…さぁ、夕食の支度するわね」
(続きへ……)