2012/12/29 20:58:39
(IR22Ebxh)
元画像の保存期限をすぎました
【 回覧板事件 】
* 昨年7月の上旬、そろそろ夏物のバーゲンが始まっていたので、午前中から潤子と街へ出掛け、お互いの衣類などあれやこれや買物をし、家に戻ったのが午後3時頃。
家に着くと玄関に町内会の回覧板が。
「このまま、有田さんのお宅に置いてくるわね」と、家に上がらず、潤子は出て行った。
この日、潤子はこの画像の服装。
有田さんは、家を1軒挟んだお隣で、私達と同年代のご夫婦と大学生の息子と3人で暮らしている。
同じ町内会だが、特に親しく付き合っていた訳でもない。
小腹が空いたので菓子パンを食べ、翌日、職場のゴルフコンペなので、最寄りの練習場に行くことに。
時計を見ると、3:15近くで回覧板を置いてくる割には遅いなと思っていた…。
練習場には、車で10分程度の距離だが、行く途中に有田さんの家の前を通る。
通りすがりに目をやると、表には余り見かけない車が2台。
2階は、こんな明るい内からカーテンが閉められていた…
……練習場に着き、ゆっくりとフォームチェックなどをしながら、100球程打っただろうか。そろそろ手の平が痛くなってきた頃終え、家に戻ったのがちょうど5時頃…。
……まだ、妻は戻っていなかった…。有田さん宅に行ってから、もう2時間近く…。一旦戻って、近くのスーパーにでも、夕食の買物にでも出掛けたのだろうと…。
……そうして、ようやく5時30近くに妻が…。
買物袋は下げていない…?。
「今までずうっと有田さん家に居たのか?」
「…ごめんなさ~い」
私の問いかけにも答えず、潤子は何やらそそくさとシャワー室の方へ…。
…??…その後ろ姿を見ると、ストッキングではなく素足だった…。
……潤子が、シャワーから上がったので聞いてみた。
「ずうっと有田さん家に居たのかい?」
「…えっ、えぇそうよ、あそこの奥さんたらやたらお喋りでしょう。久しぶりだから上がってお茶でもって言われて、断れなかったのよ…」
「…へ~ぇ、そうなんだ…だけど、お前、別にあそこの奥さんとたいして親しくもなかったんじゃないの?…」
「えっ…えぇ、そうなんだけど…何だかねぇ近所の奥さん連中の悪口とか、言いたいことが山ほどあるみたいで、すっかりつかまっちゃって、もう疲れちゃったわ」
「…ふう~ん…それで2時間以上もねぇ…あっ、そうだお前さぁ、帰って来た時、素足じゃなかった?」
「えっ⁈…あっ、そうそう…家に上がってって言われた時に、ちょっと慌てて玄関で転んじゃって、引っかかっちゃったんで、そのまま抜いできたのよ…」
………翌々日の月曜日、朝のJR駅の途中で、ちょうど有田さんのご主人と会った。
「先日は、家内がすっかり上がりこんで、お邪魔したそうで、どうもすいませんでした。」
「…?えっ、先日ですか…いつだっただろう…?」
「一昨日の土曜日の夕方近くに、家内が回覧板持って、お宅に伺ったでしょう?…」
「…あぁ、この前の土曜日、その日はねぇ、内のと一緒に近くの温泉に出掛けてましてね、家に着いたのが夜の8時頃でしたよ。私らが居ないもんだから、息子が友達呼んで麻雀をしてたはずですよ。」
「…⁈………」
(完)